タミグラ北海道2025 in ガトーキングダム
毎年タミグラが終わると「そろそろ秋だな・・・」という雰囲気。
当店では夏の終わりを告げるお祭りといったところです。
11月に静岡県ツインメッセで開催される「タミヤワールドチャンピオン決定戦」。
略してワーチャン。
そのワーチャンへの切符をかけて熱い戦いが、今年も繰り広げられました。

会場は毎年恒例のシャトレーゼ・ガトーキングダム。
大きな催事場に特設サーキットを設置して行われます。

レースは2日間。
初日に9カテゴリー、そのうち5つがワーチャン出場の切符となる「代表権」がかかったクラスとなり、
まさに真剣勝負といった様相。
2日目は8カテゴリー。こちらは初日とは違う雰囲気の和やかな印象です。
両日とも初心者対象のクラスも設定されたりラリーカーやバギー、ビッグタイヤ系やF1など
車の種類も多種。ほとんどすべてのタミヤRCカーが参加できるレースとなっていて、
毎年沢山の参加者が集まるのも納得です。

〇Jr.チャンピオンシップ(代表権あり)
小学生限定、車体はTT02系のみ
ここには成田ゆうさく選手がエントリー。夏休みは毎日、往復約20キロを自転車で
通いました。その成果もあって見事にポールポジションを獲得。
そのままの勢いでぶっちぎりの優勝を決めました。
レース前は緊張していたようですが、走りだせば抜群の集中力。
おめでとうございます!

〇XMチャンピオンシップ(代表権あり)
あ最もみなさんマシンセッティングに悩んだカテゴリー。
去年までのMクラスから違う車体となり、暗中模索といった感じでした。
サーキットDoからも多数エントリーしていますが、みんなセッティングがバラバラ。
これは本戦も面白そうです。
ポールポジションは小原ゆうき選手。普段やってない印象ですがさすがの本番強さ。
2位 小枝選手
3位 井越選手
決勝Aメインは序盤から混戦でしたが、ゆうき選手が見事にポールトゥウィン。
2位には井越選手、3位には店長が滑り込みました。

全員ボディチョイスもバラバラですね・・・
Bメインは松浦選手が優勝!
これも見ごたえありましたね~。前住選手と小原ゆうき選手のトップ争いのすぐ後ろで
虎視眈々と狙っていた松浦選手、終盤の周回遅れの処理に手間取ったトップ2台をするりと
かわしてトップに立ち、そのままゴール! ここが松浦デーの始まりでしたね。

〇STチャンピオンシップ(代表権あり)
ここも熱いですね~
ローパワーなクラスほど接近戦になるので、ほんのちょっとしたことで
大きくタイムに影響します。
そんななか、ポールポジションは舘田選手!
どこかで一発カマしてくるだろうとは思っていましたが、
今年は練習らしい練習の時間が取れなかったのでさすがに・・・という予想を跳ね返してのPPはチームメンバーも
驚きです。
2位につけたのは大ベテラン小林選手。3位には悲願の代表権獲得に燃える松本選手。
そのほかにも上位にはサーキットDoのライバルたちがひしめき合っています。
Aメイン決勝、舘田選手がそ早々に転倒、ここから小林選手、松本選手、小原選手、そして安孫子選手も
追いついてきて緊迫したレース展開。
しかし最後は安定感のある小林選手が逃げ切り。注目の2位は小原伸治選手がゲット。
松本選手は終盤までプッシュしますがおしくも届かず。
1位 小林選手
2位 小原選手
3位 松本選手

非常に見ごたえのある白熱したバトルを繰り広げたトップ3に拍手!
〇GTチャンピオンシップ(代表権あり)
毎年タミグラでの最激戦区となっており、もっとも勝つのが難しいクラスといった印象です。
今年はGTに参戦した北村選手がPP獲得。Doのタミチャレでもおなじみです。
予選2番手以下はDoのメンバーが勢ぞろい。小原ゆうき選手、
松浦選手、佐野選手、小枝選手、梅田選手、石田選手と、誰が優勝してもおかしくない選手が
名を連ねます。
決勝Aメイン、PPの北村選手、ゆうき選手、松浦選手がトップグループを形成、
徐々に北村選手とゆうき選手が後続を引き離していきます。
常に北村選手に対して0.5秒差以内につけていたゆうき選手でしたが残り1分で転倒、
その隙に松浦選手が浮上。ここで4分のコール。
松浦選手、見事に代表権ゲットです!
優勝 北村選手
2位 松浦選手
3位 小枝選手

Bメインは狩野選手が佐々木選手との終盤まで続くトップ争いを制して
優勝です。

〇TRFチャンピオンシップ(代表権あり)
タミグラ最速クラスとなるTRFチャンピオンシップ。
予選上位はサーキットDoの常連が並びます。
PP瀧澤選手、2位小原あおい選手、3位本間ゆうと選手、4位井越選手、5位哲也選手。
いつものDoタミチャレのようです。
決勝は瀧澤選手の転倒によりトップがあおい選手に。その後はゆうと選手、井越選手、転倒から\復帰して追いついてきた
瀧澤選手の4台が僅差で走行。
途中瀧澤選手が3位に浮上、ゆうと選手の転倒でまた順位が入れ替わり・・・と目まぐるしい展開。
最後はあおい選手がそのまま逃げ切りでトップゴール、2位には瀧澤選手が入りました。
ラップも上位陣ほとんど差がないので、本当に誰が勝っても、というレースでしたね。
優勝 小原あおい選手
2位 瀧澤選手
3位 井越選手

〇ホーネットEVO
今年発売されたエントリークラスバギー「HORNET-Evo」。
クラシックバギーのホーネットをベースに現代的な作りにしたもので、見た目からは想像できないほど
よく走ります。
ここには舘田選手と当店でもおなじみのマヤ選手がエントリー。
2人ともAメインに進出です。
決勝では舘田選手が大健闘。ミスのない走りで3位入賞を決めました。



〇ラリーグランプリ ライト
こちらには佐々木選手、三谷選手、柿崎選手、小原雅和選手、末次選手、吉田選手ががエントリー。
佐々木選手、柿崎選手、三谷選手が見事にAメイン進出を決めました。
末次選手がBメイン優勝!

〇X-スカッシュ
今年唯一のビッグタイヤ系、スカッシュバンクラス。
車高も重心も高いのでどうしても横転しやすくなります。
レギュレーション上、なぜか「ボディは載ればなんでも良い」となっているので
参加者はみなさん小さくて低いボディを工夫して載せてきますが、舘田選手はあえて
ノーマルのデカいボディで出場(笑)

どういうわけか同じくサーキットDoから出場の安孫子選手を上回って3位で予選通過のミラクル(笑)
予選4位は安孫子選手が入りました。
決勝では安孫子選手がようやく本領発揮。
接戦を制してトップゴールです。
3位には舘田選手がちゃっかりとランクイン。横転する寸前でカウンターステアを当てる反射神経はすごいですね。

これにて1日目終了。2日目に続きます。


