タミグラ模擬レースVol.1
2か月後に迫ったタミグラ北海道大会・・・
毎年恒例の「タミグラ模擬レース」を開催いたしました。
今回は3回予定している模擬レースの1回目!
レギュレーションやカテゴリ―はタミグラに準じたものになります。
第一回目となる今回は、TRF、GT、ST、M そしてオフロード系を3つ。
4WDバギー、ラリー、初開催となるMラリーの全7カテゴリーと盛りだくさんです。
それでは早速レポートしていきます。
〇Mラリー
ラリークラス人気を受けての・・・ということでしょうか?
Mシャーシのラリークラス。ベースとなるシャーシは4WDのMF01、そしておなじみのM07、M08。
タイヤはM用のラリーブロック、モーターはなんと15.5Tが指定というなかなか刺激的なカテゴリーとなっています。
レギュレーションが発表されるとみなさん試行錯誤が始まります。
やっぱり四駆だろう、いやいやFFがいいはず、いや、リヤ駆でヒーローになりたい・・・
まだまだ手探り状態の中での今回のレースは非常に面白いものとなりました。
予選は手堅い選択となったFFシャーシのM07を使用した小原選手。
予選2番手にはなんと圧倒的不利と思われていたM08を使用したあおい選手、
本命と思われた4WDマシン、MF01を使用の梅田選手は3番手につけます。
注目の決勝戦。
スタートが不利なFFがポールポジション、次にうまく扱えばスタートも速いMR、おそらくもっともスタートが速い四駆が3番手。
一気に3台が並ぶのではっと思いましたが、ここでリヤ駆のあおい選手がスタートでフラツキ!
スタートを決めてきた四駆の梅田選手と接触します。
そのスキに逃げるFFの小原選手。
予選4番手スタートの松本選手が2位に上がります。
途中、あおい選手がようやくラップを上げてきますが、松本選手までとどかず。
駆動方式ごとにそれぞれ強みも弱みも出た面白いレースでした。
優勝 小原選手
2位 松本選手
3位 あおい選手
〇ラリー
打って変わって、各選手かなり熟成のすすんでいるこのクラス。
その中でも頭一つぬけている感じのあおい選手がトップタイムです。
決勝スタートでなんとかあおい選手の前に出たい梅田選手、そして今回調子の良い石田選手。
予選2番手をゲットした向選手も狙っていきます。
しかしあおい選手の勢いは止められず。終わってみればあおい選手の独り舞台でした。
優勝 あおい選手
2位 石田選手
3位 梅田選手
〇4WD
今年のバギークラスはモーターが10.5Tから15.5Tへパワーダウン。
マシン性能も上がっているので、単独で走らせているとかなり平和な雰囲気です。
しかしレースとなると逆に接戦になりやすくこれはこれで面白いかもですね。
予選ではこのクラスで抜群の安定感を誇る梅田選手がポールポジション。
そこに松本選手、向選手が続きます。
決勝もスタートと同時に梅田選手が飛び出し、そのまま2位に大差をつけての快走です。
しかし、ここでローパワーの難しさが。
周回遅れの処理で接触、タイヤがむき出しのバギーカーはすぐに絡まって転倒してしまいます。
ここでトップは松本選手に。
レースも残り30秒の時点で激しいトップ争いです。
このバトルを制したのは松本選手!
諦めないといいことありますね~(笑)
優勝 松本選手
2位 梅田選手
3位 高尾選手
〇 M
Mラリーに引き続いて小原選手が絶好調。
2位にまるまる一周の差をつけてダントツのポールポジションです。
このクラスで勝率の高い井越選手はマシンの調子があがらず最下位スタート。
2位には梅田選手、3位には松本選手がつけます。
決勝でも小原選手の強さは変わらず。序盤から大量にリードを奪います。
しかしここで最下位から脅威の追い上げを見せる井越選手が背後まで迫ってきます。
もしかしたらと思わせましたが、ここでタイムアップ。
コンマ5秒まで迫った時点でレース終了です。
優勝 小原選手
2位 井越選手
3位 松本選手
〇 ST
今回もっとも参加者の多かったこのクラス。
予選から接戦ですが、と思いきやここでもぶっちぎりで速かったのはあおい選手。
2位に大差のポールポジション獲得です。
しかしベストラップは他選手とほとんど差がないので展開によっては・・といったところ。
決勝でもあおい選手が飛び出します。熾烈だったのは2位、3位争い。
小原選手、松本選手、おばら選手がデッドヒートを繰り広げます。
途中小原選手が抜け出してあおい選手に迫りますが、1秒差まで来たところでゴール。
3位には粘り強く走ったベテラン小林選手が入賞です。
優勝 あおい選手
2位 小原選手
3位 小林選手
〇GT
少し参加者がさみしい感じのGT。まず予選ではやはりこの2人、井越選手と哲也選手の一騎打ちです。
決勝でも井越選手の好調は変わらず。終始安定した走りでポールトゥウィンです。
優勝 井越選手
2位 哲也選手
3位 松浦選手
〇TRF
レギュレーションが変わってから初開催となるTRF。
去年と同じTC01シャーシですが、ボディがフルカウルのルマンカー、TS050に統一されました。
大幅にダウンフォースが向上しましたが、安定した分ペースが速くなるので結局悩むことには変わりないですね。
予選は井越選手と哲也選手のライバル対決。そこにあおい選手が刺さりこみます。
意外と?調子がいいのが松本選手。ベストラップでも負けていません。
決勝はスタート直後の1コーナーがすべてでした。
昔のセナVSプロストみたいな・・・・ トップ2が2台ともクラッシュして消えるという(笑)
チャンス到来のあおい選手。予選よりも好調で、安定してトップを走ります。
下位に沈んだ井越&哲也ペアでしたが、激しいバトルをしながらも徐々にトップに迫ってきます。
ここで哲也選手のクラッシュにより井越選手が2位に。
松本選手が粘りにねばって3位ゲットです。
優勝 あおい選手
2位 井越選手
3位 松本選手
次回の模擬レースは7月2日となります。
みなさんのご参加お待ちしております。